きょくていおん【極低温】 ひじょうに低(ひく)い温度の意味。実験的(じっけんてき)には,液体(えきたい)ヘリウムを利用(りよう)して得(え)られる温度をいう。ふつう,絶対(ぜったい)温度で約(やく)4〜0.01K(ケルビン)をいう。0.01K以下(いか)の温度は超低温(ちょうていおん)とよばれる。コーチ 極低温(きょくていおん)では,物質(ぶっしつ)をつくっている原子や分子の熱(ねつ)運動がほとんどなくなり,通常(つうじょう)の温度では見られないような,超伝導(ちょうでんどう)などの現象(げんしょう)があらわれてくる。