キリコ(ジョルジオ=デ=) (1888〜1978)現代(げんだい)イタリアの画家。超現実主義(ちょうげんじつしゅぎ)絵画の先駆(せんく)者。アテネの美術(びじゅつ)学校で学んだ。ミュンヘン,パリに出てピカソらと交わりつつ,幻想性(げんそうせい)と神秘性(しんぴせい)にみちた都会の風景(ふうけい)をえがき,超現実主義(ちょうげんじつしゅぎ)の「デペーズマン(転置法(てんちほう))」の誕生(たんじょう)をうながした。「ヘクトールとアンドロマケーの別(わか)れ」が代表作(だいひょうさく)。