きりしまきんこうわんこくりつこうえん【霧島錦江湾国立公園】 宮崎(みやざき)・鹿児島(かごしま)県境(きょう)の霧島(きりしま)火山群(ぐん),桜島(さくらじま)をふくむ鹿児島湾(かごしまわん)(錦江湾(きんこうわん))にまたがる国立公園。霧島(きりしま)山は韓国岳(からくにだけ)・高千穂峰(たかちほのみね)など多くの円すい状(じょう)火山が集まったもので,大浪(おおなみ)池などの火口湖や多数の温泉(おんせん),ミヤマキリシマ(ツツジの一種(いっしゅ))の大群落(ぐんらく)がある。鹿児島湾(かごしまわん)の北部はカルデラの海で,その中央火口丘(きゅう)が桜島(さくらじま)。南部には開聞岳(かいもんだけ)・指宿温泉(いぶすきおんせん)・佐多岬(さたみさき)などがある。◇2012(平成(へいせい)24)年3月,霧島屋久(きりしまやく)国立公園から屋久(やく)島国立公園が分離独立(ぶんりどくりつ)し,新たに桜島(さくらじま)北部の姶良(あいら)カルデラ部分をくわえて,設置(せっち)。