*きんかく【金閣】 室町幕府(むろまちばくふ)の第3代将軍(しょうぐん)足利義満(あしかがよしみつ)が,京都北山(きょうときたやま)の別荘(べっそう)の一部に舎利殿(しゃりでん)として造営(ぞうえい)した3層(そう)の豪華(ごうか)な建物(たてもの)。1397年に完成(かんせい)。壁(かべ)や柱を金箔(きんぱく)でかざったので金閣(きんかく)とよばれる。伝統的(でんとうてき)な寝殿造(しんでんづくり)に禅寺(ぜんでら)風の建築(けんちく)様式をとりいれ,北山(きたやま)文化を代表している。義満(よしみつ)の死後,別荘(べっそう)は臨済宗(りんざいしゅう)の鹿苑寺(ろくおんじ)となった。コーチ 1950(昭和25)年に焼失(しょうしつ)。現在(げんざい)の建物(たてもの)は1955年に再建(さいけん)されたもの。 交通 JR京都(きょうと)駅からバス35分,金閣寺(きんかくじ)前で下車,徒歩(とほ)5分。