*ぎんかく【銀閣】 室町幕府(むろまちばくふ)の第8代将軍(しょうぐん)足利義政(あしかがよしまさ)が京都東山(きょうとひがしやま)の別荘(べっそう)の一部に観音殿(かんのんでん)として造営(ぞうえい)した2層(そう)の建物(たてもの)。1489年に完成(かんせい)。下層(かそう)は書院造(づくり),上層(じょうそう)は禅宗(ぜんしゅう)の仏堂(ぶつどう)の様式で,周囲(しゅうい)の庭園とともに東山(ひがしやま)文化を代表している。義政(よしまさ)の死後,別荘(べっそう)は慈照寺(じしょうじ)となった。コーチ はじめ銀箔(ぎんぱく)をはりつめる計画であったため,銀閣(ぎんかく)とよばれるようになったともいう。義政(よしまさ)が死んだので,うるしをぬっただけである。 交通 JR京都(きょうと)駅からバス30分,銀閣寺道(ぎんかくじみち)下車,徒歩(とほ)10分。