ぎんがてつどうのよる【銀河鉄道の夜】 宮沢賢治(みやざわけんじ)の長編(ちょうへん)童話。1927(昭和2)年ごろの作と思われるが,死後発見された。銀河(ぎんが)鉄道の夜の旅のさまざまな体験(たいけん)を通して,きずつきやすい魂(たましい)をもったジョバンニ少年が,愛(あい)する者とのわかれや死の苦しみをのりこえて,本当の幸福をもとめようとするすがたをえがいた幻想的(げんそうてき)な物語。