くになかのきみまろ【国中公麻呂】 (?〜774)奈良(なら)時代,仏師(ぶっし)の最大統率(さいだいとうそつ)者。祖父(そふ)は百済(ペクチェ)の人。聖武天皇(しょうむてんのう)の東大寺(とうだいじ)大仏(だいぶつ)の造立(ぞうりゅう)に力をつくし,東大寺以下(とうだいじいか)の官寺(かんじ)の仏像(ぶつぞう)づくりをとりしきり,大きな足跡(そくせき)をのこした。