くらまい【蔵米】 (1)江戸(えど)時代,幕府(ばくふ)・諸藩(しょはん)の米蔵(こめぐら)に年貢(ねんぐ)としておさめられ,家臣(かしん)の俸禄(ほうろく)として支給(しきゅう)された米。切米(きりまい)ともいう。(2)江戸(えど)時代,幕府(ばくふ)・大名・旗本(はたもと)などが,換金(かんきん)のために各地(かくち)の蔵屋敷(くらやしき)に回送した年貢米(ねんぐまい)。これは特定(とくてい)の米仲買人(なかがいにん)に入札(にゅうさつ)で売りはらわれた。