*くらもと【蔵元】 江戸(えど)時代,蔵屋敷(くらやしき)において,蔵物(くらもの)(諸藩(しょはん)の年貢(ねんぐ)米(まい)や国産(こくさん)品)の保管(ほかん)および販売(はんばい)をつかさどった者。コーチ 初期(しょき)は役人があたったが,17世紀(せいき)中ごろから大商人にまかせられるようになり,掛屋(かけや)をかねて蔵物(くらもの)の販売(はんばい)代金の保管(ほかん)にもあたって巨富(きょふ)を得(え)る者も出た。