くらもとそう【倉本聰】 (1935〜 )現代(げんだい)の放送作家・脚本(きゃくほん)家。東京都に生まれる。東京大学卒業(そつぎょう)後,ニッポン放送に勤務(きんむ),1963(昭和38)年シナリオ作家として独立(どくりつ)。テレビドラマ「前略(ぜんりゃく)おふくろ様」をはじめ数多くのヒットを生み,とくに1981(昭和56)年の,北海道(ほっかいどう)富良野(ふらの)を舞台(ぶたい)にしたテレビドラマ「北の国から」はたいへんな人気となり,その後特別編(とくべつへん)として20年にわたり制作(せいさく)放送された。自身も富良野(ふらの)に移(うつ)り住み,1984(昭和59)年には富良野塾(ふらのじゅく)を創設(そうせつ),2010(平成(へいせい)22)年まで26年にわたって脚本(きゃくほん)家・俳優(はいゆう)の養成(ようせい)に力を注いだ。