クーリッジかん【クーリッジ管】 X線を発生する二極(にきょく)電子管(かん)。10-4Pa(パスカル)程度(ていど)に真空にした管内(かんない)にタングステンフィラメントの熱(ねつ)陰極(いんきょく)をもうけ,これから出る電子を陽極(ようきょく)(対陰極(たいいんきょく))の面に衝突(しょうとつ)させ,X線を発生させるようにしたもので,アメリカ合衆国(がっしゅうこく)のクーリッジが発明したので,この名がある。