(1946〜 )アメリカ合衆国の政治家。第42代大統領(在任1993〜2001)。アーカンソー州で生まれる。ジョージタウン大学,オックスフォード大学を卒業し,エール大学ロースクールで法律を学ぶ。アーカンソー大学ロースクールで教職についたのち,1978(昭和53)年のアーカンソー州知事選挙で,史上最年少の32歳で州知事に当選した。州知事を5期務めたのち国政に進出し,1992(平成4)年の大統領選挙に民主党から出馬し,現職で共和党のジョージ=ブッシュ候補を破って翌年第42代大統領に就任した。1996年の大統領選挙でも再選され,2期8年大統領を務めた。就任中は経済対策に力を入れ,第二次世界大戦後最長の好景気を実現した。複数のスキャンダルや献金疑惑などで世間を騒がせ,1999年に弾劾裁判を受けたが,罷免は免れた。妻のヒラリー=クリントンは,バラク=オバマ大統領のもとで国務長官を務めた。