クールベ(ギュスターブ=) (1819〜1877)フランスの画家。オルナンに生まれ,パリで法律(ほうりつ)を学んだが,のち画家となった。日常(にちじょう)目にふれる題材(だいざい)をありのままえがくという徹底(てってい)した写実主義(しゅぎ)をとなえた。1871年にパリ=コミューンに参加(さんか),のちスイスに亡命(ぼうめい)して,そこで死んだ。代表作に「石割(わ)り」「アトリエ」「オルナンの埋葬(まいそう)」がある。