クレムリン ロシアの都市の城壁(じょうへき)にかこまれた中心部。最(もっと)も有名なモスクワのクレムリンは,1156年モスクワ川左岸の丘(おか)に木柵(もくさく)でかこまれたのがはじまりで,15世紀末(せいきまつ)にれんがの城壁(じょうへき)が,17世紀(せいき)に城壁(じょうへき)上の塔(とう)がつくられた。三角形の城壁(じょうへき)内には大クレムリン宮殿(きゅうでん),イワン雷帝(らいてい)の鐘楼(しょうろう),3つの寺院などがあり,ロシア革命(かくめい)後はソ連(れん)政府(せいふ)の主要機関(しゅようきかん)がおかれて政治(せいじ)の中心となってきた。コーチ 1991年のソ連邦(れんぽう)消滅(しょうめつ)後は,ロシア連邦(れんぽう)の政府機関(せいふきかん)がおかれている。