クロレラ 池・沼(ぬま)・水たまり・金魚鉢(ばち)の中などに生育する単細胞(たんさいぼう)の藻類(そうるい)。大繁殖(はんしょく)するので,水全体が緑色に変色(へんしょく)することが多い。細胞(さいぼう)内に4個(こ)または8個(こ)の自生胞子(ほうし)とよばれる娘細胞(むすめさいぼう)をつくり,無性的(むせいてき)に増殖(ぞうしょく)する。繁殖(はんしょく)力が強く,純粋培養(じゅんすいばいよう)がしやすい。世界で約(やく)10種(しゅ)が知られている。大きさ:10μm(マイクロメートル)以下(いか)のものが多い。(緑藻(りょくそう)植物 クロロコックム目 クロレラ科)コーチ タンパク質(しつ)・脂肪(しぼう)・ミネラル・ビタミンなどを多くふくんでいるので,食料(しょくりょう)や飼料(しりょう)に利用(りよう)するための研究がさかん。