*ぐんけんせい【郡県制】 中国,秦(しん)の始皇帝(しこうてい)が始めた中央集権的(しゅうけんてき)な地方統治(とうち)のしくみ。全国を36の郡(ぐん)に分け,その下にいくつかの県をおいて,中央からそれぞれに役人を派遣(はけん)しておさめさせた。以後(いご),この制度(せいど)は多少形をかえながらも各(かく)王朝に受けつがれた。日本でも大化(たいか)の改新(かいしん)で採用(さいよう)され,国(こく)・郡(ぐん)・里(り)制(せい)のもとになった。