けいざいたいこく【経済大国】 他の国々にくらべて,経済的発展(けいざいてきはってん)がめざましく,国民総生産(こくみんそうせいさん)や貿易(ぼうえき)黒字がきわめて大きい国。第二次世界大戦(たいせん)後は,アメリカ合衆国(がっしゅうこく)が巨大(きょだい)な経済(けいざい)力と軍事(ぐんじ)力で世界をリードしてきたが,しだいにドイツや日本の経済的発展(けいざいてきはってん)により,相対的(そうたいてき)に地位(ちい)は低下(ていか)してきた。そして現在(げんざい)は,ドイツや日本も「経済(けいざい)大国」とよばれるようになり,経済(けいざい)大国の責任(せきにん)として国際(こくさい)社会への援助(えんじょ)などが要求(ようきゅう)されている。コーチ 世界最強(さいきょう)の軍事(ぐんじ)力を有するアメリカは軍事(ぐんじ)大国,サウジアラビアなどの石油輸出(ゆしゅつ)国は資源(しげん)大国とよばれる。