けむり【煙】 固体(こたい)または液体(えきたい)の細かな粒(つぶ)が気体中にういている状態(じょうたい)をいう。粒(つぶ)の大きさは1〜0.1μm(マイクロメートル)程度(ていど)。一般(いっぱん)に炭素(たんそ)の化合物が不完全燃焼(ふかんぜんねんしょう)するとき出ることが多く,そのときの主成分(せいぶん)は炭素(たんそ)の粒子(りゅうし)(すす)である。◇塩化水素(えんかすいそ)とアンモニアの反応(はんのう)によってできる白煙(はくえん)は塩化(えんか)アンモニウムの煙(けむり)である。また,黄(おう)リンやマグネシウムなどの燃焼(ねんしょう)によっても酸化物(さんかぶつ)の煙(けむり)ができる。