ケルン ドイツ西部,ライン川中流にある商工業・河港(かこう)都市。交通の要地(ようち)にあるため,中世から商業都市として発展(はってん)。工業も発達(はったつ)し,石油精製(せいせい)・自動車・金属(きんぞく)・化学・機械(きかい)・繊維(せんい)などの工場がある。ドイツ文化の中心地の1つであり,ケルン大学・ケルン大聖堂(せいどう)などがある。人口:96万。ケルン大聖堂(だいせいどう)は,ドイツで最大(さいだい)の規模(きぼ)をもつゴシック建築(けんちく)で,正面に高さ157mの垂直(すいちょく)にそそり立つ2基(き)の大鐘塔(しょうとう)をもつ。1248年着工,1880年ごろ完成(かんせい)。