けんえき【検疫 】 ふだんは国内に存在(そんざい)しない感染症(かんせんしょう)の侵入(しんにゅう)をふせぐために,港や飛行場(ひこうじょう)などで,旅行者・船員などに,その検査(けんさ)をすること。わが国では検疫法(けんえきほう)という法律(ほうりつ)があり,検査(けんさ)すべき感染症(かんせんしょう)として感染症予防(かんせんしょうよぼう)・医療法(いりょうほう)に規定(きてい)する一類感染症(いちるいかんせんしょう),コレラ,黄熱(おうねつ)などを指定している。◇検疫(けんえき)は動物(家畜(かちく)もふくむ)や植物の感染症(かんせんしょう)に対しても行われる。