げんしばくだん【原子爆弾】 核分裂(かくぶんれつ)を利用(りよう)した爆弾(ばくだん)。ウラン・プルトニウムなどに中性子(ちゅうせいし)をぶつけて核分裂(かくぶんれつ)をおこさせると,大きなエネルギーと2〜3個(こ)の中性子(ちゅうせいし)が新たに放出される。新たに生まれた中性子(ちゅうせいし)が,またとなりの原子核(かく)にぶつかって,次々と核分裂(かくぶんれつ)をおこさせる(連鎖反応(れんさはんのう))ので,瞬間的(しゅんかんてき)にたくさんの核分裂(かくぶんれつ)がおきて,ばく大なエネルギーが放出され,巨大(きょだい)な破壊(はかい)力となる。コーチ 第二次世界大戦(たいせん)末期(まっき)の1945年8月,アメリカ軍(ぐん)が広島(ひろしま)(6日),長崎(ながさき)(9日)に原子爆弾(ばくだん)を投下し,たくさんの人々がぎせいになった。