げんのしんどう【弦の振動】 2つの固定(こてい)点の間に張(は)った細い針金(はりがね)やひもの張力(ちょうりょく)が,外からくわえた変形(へんけい)の復元(ふくげん)力となっておこる振動(しんどう)をいう。両端(りょうたん)の固定(こてい)点を節(ふし)とする定常(ていじょう)波が生じ,弦(げん)の長さをl ,弦(げん)の張力(ちょうりょく)をS, 弦(げん)の線密度(みつど)(単位(たんい)長さあたりの質量(しつりょう))をρ(ロー)とするとき,弦(げん)の振動(しんどう)数fn は(n = 1,2,...)で表される。コーチ 弦(げん)を短くしたとき,強く張(は)ったとき,細くしたときに振動(しんどう)数は大きく(高い音に)なる。