こう【講】 信仰(しんこう)行事や生活助けあいを共同(きょうどう)で行う集団(しゅうだん)。特定(とくてい)の寺社にみんなでお参(まい)りするための講(こう)には,伊勢講(いせこう)・富士講(ふじこう)・善光寺(ぜんこうじ)講(こう)・大社講(たいしゃこう)・御岳講(みたけこう)などがあり,伝統的(でんとうてき)な信仰(しんこう)行事を行う講(こう)には,田の神講(かみこう)・水神講(すいじんこう)・地蔵講(じぞうこう)・庚申講(こうしんこう)などがある。コーチ 江戸(えど)時代には,遠方の寺社への参詣(さんけい)旅行費(ひ)をだしあい,講中(こうじゅう)の者が交代で参詣(さんけい)する代参講(だいさんこう)が各地(かくち)に広まった。