こうがく【光学】 光に関(かん)する現象(げんしょう)を統一的(とういつてき)に研究する,物理学の一分野。幾何(きか)光学と波動光学に大別(たいべつ)される。幾何(きか)光学は光を光線とみなし,レンズなど光学系(けい)の一般論(いっぱんろん)から収差(しゅうさ)の理論(りろん),光学器機論(ききろん)などの内容(ないよう)をもち,波動光学は光の,干渉(かんしょう)・回折(かいせつ)・偏光(へんこう)などの現象(げんしょう)をあつかう。◇電子光学などでは,光を粒子(りゅうし)としてあつかうことがある。