こうしゅうえいせい【公衆衛生】 集団(しゅうだん)を対象(たいしょう)にした衛生(えいせい)活動で,個人衛生(こじんえいせい)に対するもの。地域(ちいき)・学校・会社など組織的(そしきてき)な社会努力(どりょく)によって,その集団(しゅうだん)の所属(しょぞく)者の保健(ほけん)・衛生(えいせい)・福祉(ふくし)を,全体の関連(かんれん)のなかで向上させようという考え,および施策(しさく)のことである。公衆衛生(こうしゅうえいせい)は,社会保険(ほけん)・公的扶助(こうてきふじょ)・社会福祉(ふくし)とならんで,日本の社会保障制度(ほしょうせいど)の柱の1つになっている。コーチ 社会の複雑化(ふくざつか)や人口密度(みつど)の増大(ぞうだい)にともない,ますますその重要性(じゅうようせい)が高まっている。