こうしょくついほう【公職追放】 第二次世界大戦(たいせん)後,この戦争(せんそう)をおこし,また協力(きょうりょく)した者を公職(こうしょく)から追放したこと。ポツダム宣言(せんげん)にもとづき,1946(昭和21)年1月,GHQ(連合国軍総司令(れんごうこくぐんそうしれい)部)から指令(しれい)されたもので,翌年(よくねん)には公職(こうしょく)が財界(ざいかい)や言論(げんろん)界もふくむようになった。1948年までに約(やく)20万人が追放されたが,1951(昭和26)年には17万5000人が解除(かいじょ)され,翌年(よくねん)の対日平和条約(じょうやく)の発効(はっこう)で全員が解除(かいじょ)された。