こうぞうかいかくとっく【構造改革特区】 特定(とくてい)の地域(ちいき)を指定して,大幅(おおはば)な規制緩和(きせいかんわ)を試験的(しけんてき)に実行しようとする構想(こうそう)。各地域での思い切った規制緩和によって地域経済(けいざい)の活性化(かっせいか)を図ろうという政府(せいふ)のねらいによって,2002年に構造改革特区法(こうぞうかいかくとっくほう)が成立(せいりつ),「構造改革特区推進(すいしん)本部」が作られた。しかし,関係省庁(かんけいしょうちょう)の態度(たいど)は消極的(しょうきょくてき)で,自治体(じちたい)が要望(ようぼう)したものの内,10分の1程度(ていど)しか認められていない。認められた中では教育関連(かんれん)が一番多く,岡山(おかやま)県では株式(かぶしき)会社の経営(けいえい)による中学校が開校した。◇2006年6月までに全国で696の特区が成立。