こうそうきしょうかんそく【高層気象観測】 高層(こうそう)大気における気象(きしょう)現象(げんしょう)の観測(かんそく)。ふつう,気球やロケットなどによって小型測器(こがたそっき)(ラジオゾンデ)を高層(こうそう)に上げ,高層(こうそう)大気の風向風速・気圧(きあつ)・気温・湿度(しつど)などを観測(かんそく)する。オゾン・放射(ほうしゃ)・大気電気などの観測(かんそく)も特殊(とくしゅ)なラジオゾンデを用いて行う。気球による観測(かんそく)は高さ約(やく)30km程度(ていど)までが限界(げんかい)なので,それ以上(いじょう)の高さの観測(かんそく)には気象(きしょう)ロケットを用いる。コーチ 高層気象観測(こうそうきしょうかんそく)に対して,地上付近(ふきん)の気象現象(きしょうげんしょう)の観測(かんそく)を地上気象観測(きしょうかんそく)という。