ごうのう【豪農】 土地を多く所有している地主のこと。墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいのほう)の制定(せいてい)により律令制(りつりょうせい)がくずれ土地所有に差(さ)がでたのがきっかけ。農民(のうみん)間の貧富(ひんぷ)の差(さ)が大きくなり,豪農(ごうのう)と土地を借(か)りて農作業をする小作人の2極(きょく)化がおきた。コーチ 戦後(せんご),GHQ(連合国最高司令官総司令(れんごうこくさいこうしれいかんそうしれい)部)の指導(しどう)により,農地改革(かいかく)を行った結果(けっか),小作地の80%が自作地となり,豪農(ごうのう)は事実上,なくなった。