コウノトリ【<鸛>】 東(ひがし)アジアに分布(ぶんぷ)する。日本では一度絶滅(いちどぜつめつ)したが,野生復帰(やせいふっき)したものが生息(せいそく)する。水田・川岸など,水辺(みずべ)の広い場所にすみ,小魚やカエル・昆虫(こんちゅう)・ネズミなどを食べる。かつては日本各地(かくち)のマツのこずえに,枯(か)れ枝(えだ)で大きな巣(す)をつくって繁殖(はんしょく)していた。動物園などで中国産(さん)のものを飼育(しいく)しており,繁殖(はんしょく)にも成功(せいこう)。2007年には放鳥個体(こたい)による産卵(さんらん)と雛(ひな)の巣(す)立ちが確認(かくにん)された。◇特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)。(鳥類(ちょうるい) コウノトリ目(もく) コウノトリ科(か))