こうふきん【交付金】 国が地方公共団体(こうきょうだんたい)に対して支出(ししゅつ)する金銭(きんせん)の1つ。各(かく)地方公共団体(こうきょうだんたい)の中では地方税(ぜい)の歳入(さいにゅう)の格差(かくさ)があり,財政(ざいせい)力にちがいがでてくる。財政(ざいせい)力が少ない地方公共団体(こうきょうだんたい)では,住民(じゅうみん)の生活環境(かんきょう)の整備(せいび)などを十分に行うことができなくなるので,地方格差(かくさ)を少なくするために交付(こうふ)金が交付(こうふ)される。交付(こうふ)金には,地方交付税(こうふぜい)交付(こうふ)金や国有資産(こくゆうしさん)等所在(しょざい)市町村交付(こうふ)金のように,その使い道を特定(とくてい)されず地方自治(じち)体が自由に使えるものと,その使い道をある範囲(はんい)に限定(げんてい)されているものとがある。