こうみんかせいさく【皇民化政策】 1930年代(だい)から太平洋戦争(たいへいようせんそう)にかけて,日本政府(せいふ)が植民地(しょくみんち)の朝鮮(ちょうせん)や台湾(たいわん)などの人々(ひとびと)に対(たい)して行(おこな)った強制的(きょうせいてき)な日本化政策(かせいさく)。現地(げんち)の人々(ひとびと)を戦時動員体制(せんじどういんたいせい)に組(く)み込(こ)み,戦争(せんそう)に協力(きょうりょく)させることを主(おも)な目的(もくてき)とした。特(とく)に朝鮮(ちょうせん)においては,名前(なまえ)を日本人風(じんふう)に改(あらた)めさせる創氏改名(そうしかいめい)や,神社(じんじゃ)への参拝(さんぱい)・日本語教育(にほんごきょういく)・君(きみ)が代(よ)の斉唱(せいしょう)などを強制(きょうせい)した。