*コオロギ【<蟋蟀>】 バッタ目(もく) コオロギ科(か)のなかのコオロギ亜科(あか)に属(ぞく)する昆虫(こんちゅう)の総称(そうしょう)。エンマコオロギ・ミツカドコオロギ・ツヅレサセコオロギなどがいる。おすは右羽の裏面(りめん)に,やすり状(じょう)の歯をもった脈(みゃく)をもち,これを左羽表面の隆起(りゅうき)した脈(みゃく)とこすりあわせて音をだすものが多い。雑食性(ざっしょくせい)で植物質(しつ)のほか,動物質(しつ)のものもよく食べる。◇めすは長い産卵管(さんらんかん)を土中にさして産卵(さんらん)し,卵(たまご)で越冬(えっとう)する。コーチ 飼育(しいく)が容易(ようい)なので,成長(せいちょう)や脱皮(だっぴ)のようす,不完全変態(ふかんぜんへんたい)などを観察(かんさつ)するのに適(てき)している。