こくさいつうかせいど【国際通貨制度】 国際(こくさい)間の取引を決済(けっさい)するための国際的(こくさいてき)な取りきめ,あるいは慣行(かんこう)をいう。金を国際通貨(こくさいつうか)とする国際通貨制度(こくさいつうかせいど)(国際金本位制(こくさいきんほんいせい))が20世紀初頭(せいきしょとう)に成立(せいりつ)した。しかし,第一次世界大戦(たいせん)後の世界恐慌(きょうこう)を契機(けいき)に,各国(かっこく)は管理通貨制度(かんりつうかせいど)に移行(いこう)し,経済(けいざい)のブロック化も進展(しんてん)したので,国際通貨制度(こくさいつうかせいど)は一時崩壊(ほうかい)した。コーチ 第二次世界大戦(たいせん)後は,IMF(国際通貨基金(こくさいつうかききん))を中心に,ドル(アメリカ=ドル)を国際通貨(こくさいつうか)とした国際通貨制度(こくさいつうかせいど)が復活(ふっかつ)した。