こくれんせかいしょくりょうけいかく【国連世界食糧計画】 世界的(せかいてき)な飢餓(きが)や食糧不足(しょくりょうぶそく)の問題(もんだい)に取(と)り組(く)む国際連合(こくさいれんごう)(国連(こくれん))の専門機関(せんもんきかん)。略称(りゃくしょう)はWFP(ダブリュエフピー)(World(ワールド) Food(フード) Programme(プログラム))。飢餓(きが)のない世界(せかい)を目指(めざ)して1961年に設立(せつりつ)された。本部(ほんぶ)はイタリアのローマ。慢性的(まんせいてき)に食糧(しょくりょう)が足(た)りない国(くに)や,紛争(ふんそう)や自然災害(しぜんさいがい)によって食糧不足(しょくりょうぶそく)になった国(くに)へ食糧(しょくりょう)を届(とど)けている。また,農業地(のうぎょうち)・林業地(りんぎょうち)の開発(かいはつ)や道路(どうろ)・井戸(いど)などの建設(けんせつ)に関(かか)わるさまざまな活動(かつどう)を行(おこな)っている。国連加盟国(こくれんかめいこく)が出(だ)し合(あ)うお金(かね)や民間(みんかん)からの寄付金(きふきん)によって活動(かつどう)している。