コシャマインのたたかい【コシャマインの戦い】 室町(むろまち)時代,渡島(おしま)半島一帯(いったい)のアイヌ民族(みんぞく)と和人(わじん)館主との戦争(せんそう)。現在(げんざい)の北海道函館(ほっかいどうはこだて)市にあった鍛冶屋(かじや)で和人がアイヌ青年をころした事件(じけん)をきっかけに,1457年にコシャマイン(東アイヌの首長)のひきいるアイヌ軍(ぐん)が和人の12館を攻(せ)め,10館を占領(せんりょう)した。しかし,和人の武将武田信広(ぶしょうたけだのぶひろ)が態勢(たいせい)を立てなおしてコシャマインをころして制圧(せいあつ),松前藩(まつまえはん)成立(せいりつ)の土台をつくった。