*ごじゅうおんず【五十音図】 日本語の音節(おんせつ)を仮名(かな)で書き表した配列図。縦(たて)がア・イ・ウ・エ・オの5段(だん),横がア・カ・サ・タ・ナ・ハ・マ・ヤ・ラ・ワの10行で,同じ母音を同じ段(だん)に,同じ子音を同じ行に配列してある。現在発音(げんざいはつおん)の変化(へんか)により,実際(じっさい)の音節(おんせつ)数は44。◇古代インド文字の表にならって整理配列したもので,11世紀(せいき)の初(はじ)めごろにできたといわれる。