こっきょうがっさく【国共合作 】 中国共産党(きょうさんとう)と中国国民党(こくみんとう)が,国づくりをすすめるうえで前後2回協力関係(きょうりょくかんけい)をむすんだこと。第1次国共(こっきょう)合作は,1924〜27年。中国共産党(きょうさんとう)員が個人(こじん)として中国国民党(こくみんとう)に加入(かにゅう)し,ともに国民革命(こくみんかくめい)を進めたが,その途中(とちゅう)で分裂(ぶんれつ)して内戦(ないせん)となった。第2次国共(こっきょう)合作は1937〜46年。中国共産党(きょうさんとう)の抗日民族統一戦(こうにちみんぞくとういつせん)線のよびかけをもとに,内戦(ないせん)を停止(ていし)して日本の侵略(しんりゃく)と戦(たたか)った。日本に勝利(しょうり)したあとふたたび内戦(ないせん)になり1949年,国民党(こくみんとう)は台湾(たいわん)に追われた。