こてんのひ【古典の日】 11月1日。日本の古典(こてん)文学を顕彰(けんしょう)する,国の制定(せいてい)する記念日(きねんび)。『紫式部日記(むらさきしきぶにっき)』の1008年11月1日の記述(きじゅつ)に『源氏物語(げんじものがたり)』の話題が見え,これが歴史上(れきしじょう)はじめての日本の古典(こてん)文学を代表する『源氏物語(げんじものがたり)』についての記述(きじゅつ)であることから,この日を記念日(きねんび)として制定(せいてい)された。2007(平成(へいせい)19)年,記述(きじゅつ)1000年目を前に京都府(きょうとふ)を中心とした「源氏物語千年紀(げんじものがたりせんねんき)委員会」が記念日制定(きねんびせいてい)を提案(ていあん),2012年3月,超党派(ちょうとうは)による議員立法(ぎいんりっぽう)が国会に提出(ていしゅつ)され,同年8月に法案(ほうあん)が可決(かけつ)され,国の定める正式な記念日(きねんび)となった。