コナラ 山野の雑木(ぞうき)林に多い落葉高木。かつては薪炭材(しんたんざい)としてさかんに利用(りよう)され,切り株(かぶ)からの再生枝(さいせいし)が低木状(ていぼくじょう)になったものも多く見られた。葉は倒卵(とうらん)形で7〜12対(つい)の側脈(そくみゃく)が目だっている。雌雄同株(しゆうどうしゅ)で,雌花(めばな)は新しい枝(えだ)の葉のわきに1〜2個(こ)つき,雄花序(ゆうかじょ)は新しい枝(えだ)の下方から数個(こ)たれさがる。果実(かじつ)は長だ円形のどんぐりである。花期:4〜6月。分布(ぶんぷ):ほぼ日本全国(ぜんこく),朝鮮(ちょうせん)半島・中国。(被子植物(ひししょくぶつ) ブナ目(もく) ブナ科(か))