コヒオドシ 本州では標高(ひょうこう)1300m以上(いじょう)にすみ,高山(こうざん)チョウとされるが,北海道ではときに平地にも見られるチョウ。年1回,6〜8月に発生する。活発に飛(と)びまわり,アザミ類(るい)やイワウメなどで吸蜜(きゅうみつ)する。羽を開いて,岩の上や地面にとまる。卵(たまご)は食草の葉のうらに数十個(こ)うみつけられ,ふ化した幼虫(ようちゅう)は群生(ぐんせい)する。成虫(せいちゅう)で越冬(えっとう)する。開張(かいちょう):50mm。見(み)られる時期(じき):7〜8月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)(関東地方(かんとうちほう)・中部地方(ちゅうぶちほう)の高山帯(こうざんたい))。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) タテハチョウ科(か))