コルホーズ 旧(きゅう)ソ連(れん)の農業経営(けいえい)の基本(きほん)をなす集団(しゅうだん)農場。林業や漁業(ぎょぎょう)のコルホーズもある。自治的(じちてき)な協同(きょうどう)組合組織(そしき)で,国有地を永久(えいきゅう)使用のかたちで無料(むりょう)で使用し,主要(しゅよう)な農具・家畜(かちく)などは共有(きょうゆう)である。成年(せいねん)男女は組合員として作業班(はん)に所属(しょぞく)し,計画にもとづいて農作業を行う。生産(せいさん)物を国に売り,組合員は労働(ろうどう)の内容(ないよう)と時間に応(おう)じて賃金(ちんぎん)を得(え)る。◇住宅(じゅうたく)のまわりの土地(住宅付属(じゅうたくふぞく)地)を広さ0.5ha(ヘクタール)を限度(げんど)として,個人(こじん)で野菜(やさい)や果物(くだもの)を栽培(さいばい)したり,家畜(かちく)を飼育(しいく)したりできる。住宅付属(じゅうたくふぞく)地の生産(せいさん)物は自由に販売(はんばい)できる。⇒ソフホーズ