アフリカ中部,コンゴ盆地の西部をしめる国。政体は共和政で,元首は大統領。首都ブラザビル。赤道直下にあって,国土の半分が熱帯雨林におおわれる。自給農業が中心であるが,コーヒー・ラッカセイ・カカオなども栽培。地下資源は石油のほか金・銅などで,農産加工・木材加工・繊維などの工業が発達する。石油と木材が重要な輸出品。1960年フランスから独立。面積:34.2万km2,人口:404万。
国名の由来
コンゴは「山国」や「狩人」を意味し,15世紀にさかえたコンゴ王国の名による。
国旗の由来
緑は希望と森林資源,黄は誠実・寛大・誇り,赤は青年の熱意を表す。1970年に親ソビエト政権による国旗に変わったが,1991年に復帰。