さいじょうやそ【西条八十】 (1892〜1970)大正・昭和時代の詩人・仏文学(ふつぶんがく)者。東京(とうきょう)に生まれる。繊細(せんさい)で華麗(かれい)な詩風をもち,明るい叙情性(じょじょうせい)にとむ象徴(しょうちょう)詩を多く書いた。詩集に『砂金(さきん)』『見知らぬ愛人(あいじん)』などがある。また,童謡(どうよう)・歌謡(かよう)の作詞(さくし)も多く,中山晋平(なかやましんぺい)・山田耕筰(やまだこうさく)らの作曲で人々に愛唱(あいしょう)されている。