メニュー閉じる

さが【佐賀(県)】

県名の由来

(さかえの国,賢女(さかしめなどの伝説(でんせつから佐嘉郡(さがぐんができたという(せつ(さか佐嘉(さがになったという(せつなどがある。明治(めいじになって,佐賀(さが統一(とういつされた。

県庁所在地 佐賀(さが

県の面積 2440km2

県の人口 85万人

県の代表的な伝統工芸品と祭り

〔伝統工芸〕 ○伊万里焼(いまりやき ○有田焼(ありたやき ○唐津焼(からつやき

〔祭り〕 ○唐津(からつおくんち(唐津(からつ市,11月2日〜4日)

位置(いち・地形・気候(きこう

佐賀(さが県は,九州の北西部にある。肥前(ひぜん半島のつけ根にあたり,北は日本海の玄界灘(げんかいなだ,南は有明(ありあけ海に面している。北東から東に広がる脊振(せふり山地は1000m前後の山がつらなり,福岡(ふくおか県との県境(けんざかいをなしている。

北部には東松浦(ひがしまつうら半島がつきだし,東に唐津湾(からつわん,西に伊万里湾(いまりわんをひかえている。海岸は複雑(ふくざつなリアス海岸である。南部には,佐賀平野(さがへいやが広がる。筑後(ちくご川が運んできた土砂(どしゃ堆積(たいせきしてできた筑紫(つくし平野の佐賀(さが(がわ佐賀平野(さがへいやで,県の面積(めんせき(やく4分の1をしめる。平野の南部地域(ちいきには,クリークとよばれる水田の用・排水(はいすいのための水路(もう発達(はったつしている。また,有明(ありあけ沿岸(えんがんには,海面より土地の(ひく干拓(かんたく地が開けていて,海岸付近(ふきんには干拓(かんたく堤防(ていぼうの列がならんでいる。

気候(きこうは,対馬(つしま海流の影響(えいきょうによって,全体に温暖(おんだんである。

歴史(れきし

古くから開け,大陸(たいりくの文化も早くからつたわった。近年,弥生(やよい時代後半の大規模(きぼ吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき発掘(はっくつされ,大きな話題となった。7世紀末以降(せいきまついこう,いまの長崎(ながさき県とともに肥前(ひぜん国といった。東松浦(ひがしまつうら半島は,遣隋使(けんずいし遣唐使(けんとうしの出港地で,豊臣秀吉(とよとみひでよし朝鮮出兵(ちょうせんしゅっぺいのときにつくられた名護屋城(なごやじょう(あとものこっている。

江戸(えど時代になって佐賀藩(さがはん成立(せいりつ藩主鍋島氏(はんしゅなべしましは西洋文化を積極的(せっきょくてきにとりいれ,江戸末期(えどまっきには文化の先進地となっていた。明治初期(めいじしょき廃藩置県(はいはんちけん佐賀(さが県・唐津(からつ県などの県ができ,のち統合(とうごうされて佐賀(さが県となった。

産業(さんぎょう

佐賀(さが県の産業別(さんぎょうべつ人口の割合(わりあいを見ると,第1次産業(さんぎょうが9.4%をしめ,全国平均(へいきんの4.2%にくらべてかなり高く,農業や水産(すいさん業のさかんな県といえる。耕地(こうち利用率(りようりつは全国3(である(2010年)。佐賀(さが平野での稲作(いなさくと大麦・小麦の生産(せいさんが中心であるが,施設(しせつを使った野菜(やさいや花の栽培(さいばい,タマネギ・レンコン・ミカンの栽培(さいばいもさかんである。

また,有明(ありあけ海ではノリの養殖(ようしょくがさかんで,全国有数の生産量(せいさんりょうをあげていたが,近年,水質(すいしつの悪化で生産(せいさんがおちこんでいる。

佐賀(さが県の工業生産額(せいさんがくはあまり多くないが,機械(きかい工業と食料(しょくりょう品工業が中心である。有田焼(ありたやきなどの陶磁器(とうじきの出荷(がくは,工業製品(せいひん出荷(がくの約4%をしめている。

磁器(じきのふるさと佐賀(さが

佐賀(さが県はやきものの生産(せいさんのさかんな県である。その中心は,県の西部にある有田(ありた町で,有田焼(ありたやきの産地として知られる。有田焼(ありたやきは,朝鮮出兵(ちょうせんしゅっぺいのときに朝鮮(ちょうせんからつれてこられた陶工(とうこう李参平(イサムピョンが,1616年に,有田(ありた(しつのよい陶石(とうせきを発見して(いたのが始まりとされる磁器(じきである。磁器(じき生地(きじが真っ白く透明(とうめいなやきもので,それまで日本では,生地が不透明(ふとうめい陶器(とうきしか生産(せいさんされていなかった。

17世紀(せいきの中ごろ,酒井田柿右衛門(さかいだかきえもんが,それまで青一色だった磁器(じきに,青・黄・赤などの着色に成功(せいこうして有田焼(ありたやきは大きく発展(はってんし,長崎(ながさきのオランダ人や中国人を通じて輸出(ゆしゅつされて,ヨーロッパ諸国(しょこく陶磁器生産(とうじきせいさんにも影響(えいきょうをあたえた。伊万里焼(いまりやきともよばれるのは,製法(せいほう秘密(ひみつをまもるため,有田(ありたからはなれた伊万里(いまりで取り引きされたためである。

現在(げんざい有田(ありたには(やく250のやきもの関係(かんけいの工場があり,はたらく人の(やく半分が陶磁器産業(とうじきさんぎょうとかかわっている。製品(せいひんの中心は(洋食器(ようしょっきで,全国各地(かくちに出荷され,輸出(ゆしゅつもされている。また,毎年5月には陶器市(とうきいちが開かれ,全国から多くの人が集まる。


PAGETOP