サカキ【〈榊〉】 暖地(だんち)の林内に生え,神社の境内(けいだい)などによく植えられる常緑(じょうりょく)高木。葉は互生(ごせい)し,長だ円形で,厚(あつ)くてつやがある。花は葉のわきに2〜3個(こ)ずつつき,小型(こがた)で黄白色。果実(かじつ)は液果(えきか)で黒熟(こくじゅく)し,多数の種子(しゅし)がある。花期:5〜7月。分布(ぶんぷ):関東以西(いせい)の日本各地(かくち),東アジア南東部。(被子植物(ひししょくぶつ) ツツジ目(もく) ペンタフィラクス科(か)(モッコク科(か),サカキ科(か))) 神事に用いる木で,神前にそなえる。