さしがね【差し金】 木工大工の工具の1つ。直角に曲がった金属製(きんぞくせい)のものさしで,長いほうが57cm,短いほうが26cmのものが一般(いっぱん)に用いられる。長手(ながて)の表,短手(みじかて)の表と裏(うら)にはそれぞれふつうの目もりがついている(表目という)。長手(ながて)の裏(うら)には表目の倍の目もり(裏目(うらめ)という)がついていて,木の直径(ちょっけい)から角材(かくざい)の1辺(ぺん)の長さを知ることができる。別名(べつめい)を曲尺(かねじゃく)という。