*さっちょうどうめい【薩長同盟】 幕末(ばくまつ),薩摩藩(さつまはん)(鹿児島(かごしま)県)と長州藩(はん)(山口(やまぐち)県)がむすんだ倒幕(とうばく)の軍事同盟(ぐんじどうめい)。薩長連合(さっちょうれんごう)ともいう。薩摩藩(さつまはん)では西郷隆盛(さいごうたかもり)らの努力(どりょく)で藩論(はんろん)を公武(こうぶ)合体から討幕(とうばく)に統一(とういつ)。土佐藩(とさはん)(高知(こうち)県)の坂本龍馬(さかもとりょうま)らの仲介(ちゅうかい)で,それまで反目しあっていた長州藩(ちょうしゅうはん)に近づき,1866年に秘密同盟(ひみつどうめい)をむすんで倒幕(とうばく)運動を前進させた。