サミュエルソン(ポール=) (1915〜2009)アメリカの経済(けいざい)学者(がくしゃ)。インディアナ州(しゅう)のユダヤ人(じん)家庭(かてい)に生まれ,16歳(さい)で大学(だいがく)に入学(にゅうがく)。26歳(さい)で博士号(はくしごう)を取得(しゅとく)し大学(だいがく)で講義(こうぎ)をするかたわら,経済学(けいざいがく)を数学的(すうがくてき)に精密化(せいみつか)して理論経済学(りろんけいざいがく)に多(おお)くの業績(ぎょうせき)を残(のこ)し,「近代経済学(きんだいけいざいがく)の父(ちち)」とよばれる。経済学(けいざいがく)の応用分野(おうようぶんや)でも活躍(かつやく)し,1960年代(ねんだい)のアメリカの経済政策(けいざいせいさく)に大(おお)きな影響(えいきょう)をあたえた。1970年,ノーベル経済学賞(けいざいがくしょう)受賞(じゅしょう)。著書(ちょしょ)の教科書(きょうかしょ)『経済学(けいざいがく)』は1948年の刊行以来(かんこういらい),世界(せかい)で400万部以上(まんぶいじょう)も購読(こうどく)されている。経済学(けいざいがく)