さんかカルシウム【酸化カルシウム】 化学式 CaO 白色の粉末(ふんまつ)で,石灰(せっかい)または生石灰(せいせっかい)といわれる。炭酸(たんさん)カルシウムなどのカルシウムの化合物を焼(や)いてつくる。工業的(こうぎょうてき)には石灰石(せっかいせき)を焼(や)いて製造(せいぞう)する。しめった空気中では湿気(しっけ)と二酸化炭素(にさんかたんそ)を吸収(きゅうしゅう)して,水酸化(すいさんか)カルシウムおよび炭酸(たんさん)カルシウムを生じる。水と反応(はんのう)して多量(たりょう)の熱(ねつ)を発生しながら水酸化(すいさんか)カルシウムを生ずる。コーチ しっくい・モルタル・カーバイド・水酸化(すいさんか)カルシウム・石コウの原料(げんりょう),乾燥剤(かんそうざい)として利用(りよう)される。